写真の撮り方
スマホ・カメラで
上達する撮影テクニック
 

Leica Qレビュー
作例で分かる“空気まで写る描写”
使って感じた魅力

 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|レビュー
photo by LeicaQ typ116
Summilux 28mm f1.7 ASPH
 

ライカQのレビュー

2015年に発売されたLeicaQ。2026年となった現在は10年以上経ってますが今でも十分魅力的なカメラです。というかこの時期に作ったセンサーだからこそ良いのかも知れません
 
知人のライカ使いにLeicaM8(2006年発売)のセンサーが好きで今でも愛用してる人がいます。その時代のメーカー技術やコンセプトがカメラセンサーに反映されるので、古いデジタルライカを魅力的に思う人がいても全く不思議ではありません
 
LeicaQの作例については以前ライカを使うのは哲学だと想うのですという記事でライカの魅力や作例写真を載せたのですが、このページでは前回紹介しなかった写真を投稿します
 
 

LeicaQの作例写真

気に入ってる写真が沢山あるのでページが写真だらけになりそうで怖いです…(笑)
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|葉山の海岸
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|葉山の海岸
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|葉山の海岸
 

LeicaQで初めて屋外で撮影した写真

LeicaQを持って屋外で初めて撮影した写真です。開封後、家で撮った写真も感動しましたが、この海の写真もかなり感動した記憶があります
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|犬
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|女性と犬
 
さくら色のワンピでリンクコーデフォト。ズミルックスはピンクの発色もいい感じです
 

LiecaQの使用感について

撮影時にファインダーを覗いて撮るか。背面液晶を見て撮るかですが、私は背面液晶の方が構図のイメージが出来て好きでした
 
総合的な操作も直感的に出来ます。焦点距離28mmは慣れてしまえば、美しい情景を切り取るのに持ってこいでした。ライカQを使ってから50mmなどのレンズを使うと、「あ~写したい箇所が入らない~」と思う事が結構あります
 
クロップすると焦点距離が35mmになるのですが、これも便利でした
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|桜
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|女性と犬
 

雨天、曇天時のライカの描写

曇天や雨天時の桜は儚くて好きです。ズミルックスは淡い桜の描写もよい感じです
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|ミモザと桜
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|ミモザと桜
 
ミモザと桜
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|女性と犬
 
犬の表情がかわいいです
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|女性と犬
 
涼しそうで何より。こんな日常もズミルックスの描写は雑多になりません
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|湘南の夕日
 
夕陽(逆光)の描写も美しいです
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|紫陽花
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|モビール
 
モビールと戯れる犬。優しい描写です
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|レビュー|紫陽花
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|紫陽花
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|紫陽花
 

「ライカをライカで撮る」

Leica使いはついやってしまう表現です(笑)。写真に映っているLEICA M9-Pは私とは相性が良くなかったのか半年ほどで里子に出しました…
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|ムーミンの森
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|レビュー|ムーミンの森
 
LeicaQ typ116 Summilux28mm F1.7 ASPH|作例|ムーミンの森
 
ムーミンの森。雨の日のズミルックスの描写は痺れます
 

フルサイズコンパクトカメラとして多くの写真愛好家から高い評価を受けている Leica Q (Typ 116) について、実際の使用感や思想も含めたレビューを書いていく。スペック解説だけではなく、「なぜこのカメラが愛されるのか」という部分にも踏み込んでみたい
 
 
 

Leica Q レビュー

写真を“撮る喜び”を思い出させてくれるカメラ 
 

Leica Qとは何か

Leica Qは2015年に登場したライカ初のフルサイズセンサー搭載コンパクトカメラである
 

最大の特徴は次の3つ

フルサイズセンサー
固定式 Summilux 28mm F1.7 レンズ
レンジファインダー風のシンプル操作
つまり、「高画質 × シンプル × スナップ特化」を徹底したカメラと言える。一般的な高級コンパクトカメラはズームレンズを搭載していることが多い。しかしLeica Qは潔く単焦点28mmのみ。これは大きな割り切りだ。だがこの割り切りこそが、このカメラの魅力になっている
 

外観とデザイン

Leica Qを手にした瞬間、多くの人が感じるのは「道具としての完成度」だ
 

アルミ削り出しのボディ

シンプルな刻印
 

無駄のないダイヤル配置

まるで精密機械のような質感がある。特に特徴的なのはトッププレートのシンプルさ。シャッタースピードダイヤル。電源スイッチ。シャッターボタン。基本的にこれだけだ。このシンプルさは、まるでフィルムカメラのようで、設定を意識せず撮影に集中できる。そしてライカらしく、持ったときのバランスが非常に良い。グリップは大きくないが、不思議と安定して構えられる。カメラとしての「触っていて楽しい感覚」は、他のメーカーではなかなか味わえない
 

圧倒的なレンズ性能

Leica Q最大の魅力は、やはりレンズだ。Summilux 28mm F1.7 ASPH。このレンズは単体で販売されていてもおかしくないレベルの性能を持つ
 

特徴は以下

・開放から非常にシャープ
・ボケが柔らかい
・逆光耐性が高い
・色のヌケが良い

F1.7という明るさも大きい
 
28mmという画角はスナップや日常撮影に非常に向いている。街撮りポートレート風景料理室内ほとんどのシーンを1本で撮れる。また、マクロモードも搭載されているため、最短17cmまで寄れる。つまりこのカメラは広角・スナップ・マクロすべてに対応する万能な1台になっている
 

28mmという画角は非常に万能

・街スナップ
・ポートレート
・旅行
・料理
・風景

 
画質2400万画素のフルサイズセンサーは、現在でも十分に高画質だ。特徴的なのはライカらしい色。派手すぎず、落ち着いた色調。しかし深みがある。特に良いのは肌色自然で立体感のある描写になる
 
JPEGでもかなり完成度が高く、RAW現像しなくても満足できる写真が撮れる。さらに高感度性能も優秀。ISO6400程度までは普通に使える。F1.7の明るさもあるので、夜のスナップにも強い
 
オートフォーカスと操作性ライカといえば「AFが遅い」というイメージを持つ人も多い。しかしLeica Qは比較的速い。特にシングルAFタッチAFはかなり快適。スポーツ撮影には向かないが、スナップでは全く問題ない。そしてEVF(電子ファインダー)が非常に優秀。369万ドットで見やすい遅延が少ないコントラストが高いレンジファインダー機より、むしろ撮影しやすいと感じる人も多い
 

クロップ機能

Leica Qにはユニークな機能がある
 

デジタルクロップ

28mm35mm50mmに切り替えられる。もちろん本当の焦点距離ではないが、EVFにフレームが表示されるため、擬似的に複数のレンズを使っている感覚になる。特に35mmはかなり実用的。「28mmだけ」という制約を感じにくくしている
 
Leica Qの弱点もちろん完璧なカメラではない。主な弱点はレンズ交換できない。これが最大の欠点でもあり魅力でもある。望遠が必要な人には向かない
 

価格が高い

発売当初は約60万円。中古でも30万円以上する。しかしレンズ込みと考えると、意外とコストパフォーマンスは悪くない
 

動画性能

普通動画は撮れるが、動画目的のカメラではない
 

Leica Qはどんな人に向いているか

このカメラは、スペック競争のカメラではない。むしろ逆。向いている人はこんな人だ。スナップ写真が好きシンプルな操作が好き写真を撮る体験を大事にしたい良いレンズを使いたい長く使えるカメラが欲しい逆にレンズを色々変えたいスポーツ撮影をしたい最新スペックが欲しいという人には向かない
 

 Leica Qが特別な理由

このカメラが人気なのは、単に画質が良いからではない。それは写真を撮る楽しさを思い出させてくれるカメラだからだ。シャッターを切る感触シンプルな操作美しい描写すべてが「撮影体験」を作っている。スマホでも高画質な写真が撮れる時代だからこそ、「わざわざカメラを持ち出す意味」を感じさせてくれる。それがLeica Qの魅力だ
 

一旦まとめ

Leica Qはフルサイズ最高級28mmレンズシンプルな操作を組み合わせた、非常に完成度の高いカメラである。スペック競争とは違う方向で作られたカメラであり、「写真を撮る楽しさ」を重視する人にとっては、唯一無二の存在だ。もしあなたが日常を美しく残したいカメラを使う時間そのものを楽しみたいそう思うなら、Leica Qはきっと特別な相棒になるだろう
 

Leica Qの写真には独特の空気感

派手な色ではない。しかし奥行きがある。特に美しいのは

・赤
・緑
・肌色

人物撮影では肌が自然に見える。JPEGでも完成度が高く、RAW現像しなくても満足できる写真が撮れる
 

人物写真(ポートレート)テクニック記事

 
 
 
 

Leica Qは多くのプロ写真家にも
使われている理由は3つある

 

機材が軽い

一眼レフやミラーレスはボディ、レンズと増えていく。しかしLeica Qは1台で完結する。スナップ写真家にとってこれは大きい
 

撮影に集中できる

機材が多いと

・レンズ選び
・設定
・構図

など考えることが増える。Leica Qは28mmしかない。つまり「どう撮るか」だけ考えればいい。この自由さが写真家に好まれている
 

レンズが圧倒的

このレンズだけでも30万円以上の価値があると言われる。つまり最高レベルのレンズが常に付いている状態。これはプロにとって魅力的だ
 

 

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